こむら返りはなぜ起こる?
就寝時、突然起こるこむら返り。
もう、どうしていいのか分からないくらいの痛みに
パニックになりますよね。
そもそも、なぜこむら返りが起こるのでしょう?
こむら返りの起こる原因として、
①水分不足
②ミネラル不足
③運動不足・筋肉の疲労
などがあげられるようです。
何だか、これを見ると「夏」があぶないようですね。
また、妊婦さんや高齢者に多いなどの特徴もあるようです。
どちらも身体的に負担が多くなっているからでしょうか。
こむら返り、なったらどうする?
こむら返りになってしまった場合、
基本的には、収縮してしまった筋肉を伸ばすことになります。
激しい痛みの中、これもきついことですが、
ひざを伸ばし、足指をつかみゆっくり手前に倒します。
収縮がきついときは、伸ばすのも一苦労ですが、
慌てずにゆっくりと行いましょう。
可能であれば、立ち上がる、という方法もあるようです。
立ち上がり、床に足を付けることで、
自動的に筋肉を伸ばせるようです。
寝ているときに、どれだけ冷静になれるか分かりませんが、
知らないより知っている方がいい結果をもたらしますよね。
こむら返りを起こさないためには?
不快なこむら返りを予防するには、
原因を取り除くのが早道だと思います。
水分をこまめに補給する。
「のどが渇いたな」と思ったときには遅いのだそうです。
定期的に、こまめにお水を飲むようにしましょう。
就寝前にも、コップ半分くらいのお水を飲むといいようです。
ミネラル補給はお豆やナッツ。
ミネラルの中でもマグネシウム不足がこむら返りの要因と
言われています。
マグネシウムは豆類やナッツ類、海藻などに多く含まれます。
食事やおやつに上手に利用したいですね。
なかなか食事に加えられない場合はサプリメントを利用するのも
いいでしょう。
運動不足や筋肉疲労を改善する。
運動不足だな、と思う場合は、
ウォーキングなど、体や精神的に負担にならない程度の
軽い運動から始めましょう。
お散歩や買い物など、日常生活に組み入れるといいですね。
そして、疲れたときにはふくらはぎを優しくマッサージするなど、
疲労を残さないことも大切です。
また、冷やすことによって筋肉に負担がかかることもありますので、
暑いときでも、足首まで覆うパジャマなどを着用した方が
いいようです。
暑くて眠れない~、という方は、
ふくらはぎを覆うレッグウォーマーをつけてもいいと思います。
ちょっとの工夫で痛みを回避できるのなら、
試す価値はありますよね。